フローリングの補修
その他の洋室・廊下のお手入れ
へこみやキズをつくってしまったら、フローリング専用の補修剤で直しましょう。
もと通りとはいかなくても、ある程度は目立たなくすることができます。
細かく浅いキズの補修
細く浅いキズにはクレヨンタイプの補修剤を塗る
細く浅い筋状のすりキズや引っかきキズには、クレヨンタイプの補修剤を
塗って直します。
- 1.
- フローリングに近い色の補修剤を用意します。(合う色がないときは2色の補修剤を混ぜて色を合わせます。補修剤をカッターできざみ、溶かして混ぜ合わせたものを筆で塗ります)
- 2.
- 補修剤がキズの中にしっかり埋まるように、キズと交差させながら
塗り込みます。
- 3.
- 補修剤を埋め込んだら、ヘラやプラスチック板などで、盛り上がっている
余分な補修剤をそぎ取ります。
- 4.
- 周囲に付着した補修剤をやわらかい布でふき取ります。最後に補修したキズに透明のラッカーやマニュキアを塗っておくと補修面の保護ができます。
合う色がないときは、刻んだ2色の補修剤をスプーンに乗せてライターなどで温め、溶かして混ぜ合わせる | |
キズと交差するようにジグザグに何度も 往復して塗り込む |
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新たなキズをつくらないように注意しながら、 余分な補修剤をそぎ取る |
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透明のラッカーなどを塗っておくと補修面が 保護され、上を歩いても補修剤が取れない |
深いキズ・へこみの補修
重いものを落としたり、家具をひきずったりして床が陥没してしまった
状態の場合は、ウッドパテを埋め込みます。
- 1.
- あらかじめカッターでへこんだキズの表面を削って凸凹をつくり、
パテがキズにつきやすい状態にしておきます。
- 2.
- 指先をぬらし、指でパテをこねながらへこみに塗りつけ、
埋め込んでいきます。
- 3.
- 30分以上おいてパテが完全に乾いたら、サンドペーパーで盛り上がった
パテをこすり取り、パテと床が平らになるようにします。
- 4.
- 周囲の床と同じ色になるように、パウダーステインまたオイルステインを重ね塗りします。または何色かのステインを混ぜ合わせて色を合わせます。面積の大きいキズは周囲に合わせて木目を描きます。
へこんだキズの表面を削ってパテが つきやすくしておきます。 |
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パテは、乾くとやせるので少し 盛り上がるくらいに埋め込む |
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サンドペーパーは木片などに巻きつけて使うと 平らにこすれる |
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色を合わせたら、最後に濃い色で木目を 描き入れる |
注意事項
注意しましょう
新たなキズをつくらないよう注意
余分の補修剤をそぎ取るときは、
ヘラやサンドペーパーで周囲の床にキズをつくらないよう十分注意してください
パテを埋め込むときは手早く
へこみにパテを埋め込むときは、パテが柔らかいうちに手早く作業してください。
パテはこねた後20分ぐらいから急速に硬化します。
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