蛇口やパイプのお手入れ
その他の洗面・トイレのお手入れ
蛇口や給水パイプにサビを見つけてびっくりしたことはありませんか。
ピカピカのメッキは錆びないと思いがちですが、そんなことはありません。
錆びないように、ふだんのお手入れをしっかりやりましょう。
ふだんのお手入れ
メッキも錆びる
水まわりの器具でピカピカの銀色をしているものは、クロームメッキ仕上げです。メッキには防サビ効果もありますが、放っておいても錆びないというわけではありません。メッキ部分には無数の小さな穴があり、穴から入った水分で中の金属が錆びるのです。また、水中のカルキが固まって、蛇口に白い汚れがこびりつくこともあります。メッキも、美しく保つにはお手入れが必要なのです。
月に1度防錆剤を塗る
メッキのサビを防ぐには、ついた水滴をこまめにふき取ることです。給水パイプも結露水がついたらすぐにふき取ります。月に1度、潤滑防錆剤かカーワックス、ミシン油などでふいておくと、表面の油膜が水をはじくので、サビもカルキもつきにくくなります。いつも手で触れる部分が錆びないのは手の脂が自然に膜をつくり出しているからです。サビを放置するとメッキの中の素材まで傷めてしまいます。サビを見つけたらすぐに処置しておきましょう。
サビの落とし方
初期のサビは練り歯磨きか金属磨きで
初期のサビやカルキの汚れなら、練り歯磨きか金属磨きで落とせます。
- 1.
- 練り歯磨きまたは金属磨きを、やわらかい布か歯ブラシにつけて
こすります。
- 2.
- サビが取れたら、乾いたきれいな布でふいておきます。
(練り歯磨きを使った場合は、水で洗い流してからふきます)
- 3.
- 最後に防錆剤かカーワックスで磨いておきます。
蛇口の根元などは歯ブラシを使うと作業しやすい | |
サビが取れたらきれいな乾いた布で キュッキュッとふく |
ガンコなサビは市販のサビ取り剤で
給水パイプについた青サビなどガンコなサビは、サビ取り剤で落とします。
- 1.
- パイプの表面についたホコリをふき取ります。
- 2.
- やわらかい布にサビ取り剤をつけて、力を入れてこすります。
- 3.
- サビが取れてきたら、乾いたきれいな布でふいておきます。
- 4.
- 最後に防錆剤かカーワックスで磨いておきます。
サビ取り剤をやわらかい布につけ、靴磨きの 要領でこする |
|
潤滑防錆剤は布に吹き付けると、飛び散らずに パイプの裏側まで磨ける |
注意事項
注意しましょう
サビを見つけたらすぐ落とす
サビは放っておくとどんどん広がります。
取れなくなるばかりか、素材を腐食させ器具の寿命を縮めます。
見つけたらすぐに落としておきましょう。
サビ取り剤「メッキ用」を
サビ取り剤にはメッキに使えるものと使えないものがあります。
購入するときは、必ず「メッキに使える」と書かれたものを選んでください。
- 共通メニュー
- リフォーム実例
- イベント・キャンペーン
- 土地建物 売却・査定
- カタログ請求
- お問い合わせ