雨樋のお手入れ
その他の外まわりのお手入れ
ふだんのお手入れ
季節に1度、雨樋を点検する
雨樋は屋根からの雨水を軒樋で受け、縦樋に集めて下に落とします。素材は塩化ビニールまたはアルミ製ですから、さびたり腐ったりする心配はあまりありません。
季節に1度は、軒樋にゴミや落ち葉が溜まっていないか、鳥の巣はないか、また樋のつなぎ部分がはずれていないか、点検しておきましょう。
軒樋のゴミや落ち葉を取り除く
雨樋を点検した際、軒樋に溜まったゴミや落ち葉は取り除いておきます。ゴミや落ち葉が落とし口(縦樋につながる部分)付近に溜まると、雨水があふれ、水漏れの原因になることがあります。また、落葉が縦樋に流れ込んでしまうと取り出すのが難しくなりますから、早めに取り除いておきましょう。
梅雨入り前や台風シーズン、落ち葉の季節などは、まめにお掃除しておきましょう。
雨樋の詰まり防止法
軒先カバーをはずしてゴミや落ち葉を取り除く
三角屋根タイプは軒樋が見えますが、フラット屋根タイプは軒樋が庇の内側にあり、下からは見えません。梯子をかけて上からのぞくようにしてお掃除します。軒先カバーが付いているもの(パルフェ、レクシス、シェモア等)は次の要領でカバーをはずしてお掃除してください。
- 1.
- 軒樋の落とし口付近の軒カバーははずれるようになっています。
まず4ヶ所のボルトをはずし、カバーを取り除きます。
- 2.
-
軒樋に溜まったゴミや落ち葉を手で拾い取ります。
4ヶ所の蝶ネジをはずしてから、カバーを持ち上げてはずす(カバーのはずし方がわからない場合はセキスイファミエスへ) 軒樋の落とし口付近に溜まった落ち葉やゴミを
手で拾い取る
網を張って鳥の巣を防ぐ
軒樋に鳥が巣をつくることがあります。巣があると、樋が詰まったりダニが発生する原因になりますから撤去しなければなりません。ところが、鳥は一度巣を作った場所に何度も巣を作る習性があります。対策としては、網を張って鳥が侵入できないようにするのが一番です。
網を張れば鳥の巣はもちろん、落ち葉などが入り込むのも防げるのですが軒樋にピッタリ網を張るには技術がいる上、高所の作業なので危険を伴います。とくにフラット屋根は折板になっているので、隙間なく網を張るのはむずかしい作業です。鳥の巣でお困りの場合は、一度セキスイファミエスにご相談ください。
左図は、ドーム型軒樋カバー「ホームイアリング」。ファミエスで施工をお引き受けしています。 | |
ファミエスによる折板屋根施工例 エキスパンドメタル(網目が菱形になった網)を屋根の形状に合わせてカットし、ピッタリ取りつける |
注意事項
注意しましょう
屋根には登らない
雨樋の点検やお掃除の際、危険ですから屋根には登らないでください。
梯子を使い、だれかに下で支えてもらいましょう。
安全が確保できない場合は、無理をせず、セキスイファミエスに点検、掃除を依頼してください。
梯子をかけるときは庇をキズつけないように
梯子を使う場合は、立てかけたとき庇に当たる部分にタオルなどを巻き、
庇にキズがつかないようにしてください。
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