白木のお手入れ
柱や鴨居、長押などの白木は、表面が塗装されていません。
お手入れの仕方をまちがえると、かえって汚くしてしまうこともありますから、
正しいお手入れの仕方を覚えておきましょう。
ふだんのお手入れ
週に1度、からぶきを
柱や鴨居、長押、欄間などの白木の部分は、週に1度、からぶきをしてホコリを落としておきましょう。長押や欄間などの掃除のしにくい場所には、白木をキズつけることなくホコリを吸着するポリバタキやウールバタキが便利です。
白木は塗装されていない木材です。水分や油分がつくとシミになることがありますから、ふだんは水ぶきや化学雑巾の使用は避け、必ずからぶきをしましょう。
薄汚れてきたらお湯ぶきする
手アカなどで白木が汚れてきたら、お湯で固く絞った雑巾でふき取ります。サッとふくだけでは落ちないので、丁寧に何回か繰り返してふくようにします。
完全に乾いたら白木用ワックスを塗っておくと、表面が保護されて汚れがつきにくくなります。
汚れの落とし方と補修
ガンコな汚れは木材専用のクリーナーで
お湯ぶきでも落ちない汚れやシミは、木材専用のクリーナーを使って
落とします。
- 1.
- 木材専用クリーナーを容器に記載された説明に従って薄め、
ハケかスポンジで汚れの部分に塗ります。
- 2.
- 数分経って汚れが落ちたら、固く絞った雑巾で水ぶきします。
汚れた部分に水で薄めたクリーナーをハケなどで丁寧に塗る
クギ穴は、割り箸や楊枝で埋める
柱や鴨居にできたクギや画びょうの穴は、割り箸や楊枝を埋め込んで
目立たなくします。
- 1.
- 割り箸や楊枝を穴に合う太さに削ります。
- 2.
- 削った割り箸や楊枝の先端に木工用接着剤をつけて、穴に埋め込みます。
- 3.
- 接着剤が乾いたら、割り箸や楊枝の余分をカッターで切り落とし、
平らにします。
削った割り箸や楊枝に木工用接着剤をつけて、 穴にしっかり埋め込む |
大きなキズやへこみは木工用パテで埋める
ものをぶつけたときにできたキズやへこみは、木工用パテで
目立たなくします。
- 1.
- キズやへこみに木工用のパテを埋め込みます。
- 2.
- パテが乾いて固くなったらサンドペーパーでこすり、周囲と
平らになるように仕上げます。
パテは木のヘラを使って周囲にキズを つけないよう丁寧に塗りこむ |
注意事項
注意しましょう
白木はからぶきが原則
白木は水や油を吸収すると、シミになることがあります。
ふだんはできるだけからぶきをしてください。
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