セントラルヒーティングのお手入れ
セントラルヒーティングシステムは、各部屋のパネルヒーター、暖房ボイラー、灯油タンクで構成されています。
パネルヒーターのお手入れ
ホコリ(日常)
パネルヒーターは、普段から乾いた布で表面のホコリを拭き取っておきます。お手入れの前には、運転スイッチを必ず「切」にしてください。しつこい汚れは中性洗剤を薄めて洗剤拭きした後、固絞りした布で水拭きします。
液漏れ・にじみ(日常)
パネルヒーターの液漏れ、にじみがないかどうか点検してください。異常があればアフターサービス部門にご連絡ください。
※パネルヒーターの内部は、故障の原因となるので触れないでください。
注意事項
やけどの原因になります
安全対策のため、パネルヒーターの表面は最高70℃に設定されています。
しかし、長時間の接触は低温やけどの恐れがありますので注意してください。
凍結・破裂の原因になります
パネルヒーターのバルブを完全に閉めるとお湯が循環しなくなり、
パネルヒーターや配管が凍結し破裂する原因となります。
故障の原因になります
夏場にご使用にならない時期、各部屋のバルブはサーモスタットの目盛りを
最高の位置にするか、全開にしておいてください。
バルブをそのままにしておくと、夏場に気温が高くなった時、
弁が強い力で閉まったままとなり、弁のいたみが早くなります。
また長期間弁がくっついたままとなり、シーズン始めの作動がうまくいかないことがあります。
暖房ボイラーのお手入れ
暖房ボイラーのお手入れの前には必ず運転スイッチを「切」にして、
電源プラグをコンセントから抜いてください。
油漏れ、油のたまり・にじみ、水漏れ(日常)
本体および配管から油漏れ、暖房水(不凍液)漏れなどがないかどうか点検してください。異常があればアフターサービス部門にご連絡ください。
経済的な使用法
暖房ボイラーからの熱出力は調節ができます。
寒いときは湯温調節レバーを高めに、
暖かいときや夜間、外出の際は低めに設定すると経済的です。
注意事項
火災の原因になります
ガソリンなど揮発性の高い油は絶対に使用しないでください。
器具の周囲、排気部のそばに燃えやすいものを置かないでください。
一酸化炭素中毒の原因になります
給排気筒が正しく接続されていないと、運転中室内に排ガスが漏れて大変危険です。
異常を感じた場合はアフターサービス部門まで連絡してください。
屋外の給排気筒トップが積雪で閉塞されないように注意してください。
排ガスを再度吸い込んで不完全燃焼を起こす恐れがあります。
やけどの原因になります
使用中、使用直後は排気部、
屋外の排気筒は大変熱くなっていますので手を触れないように注意してください。
損傷の原因になります
器具本体は分解しないでください。
故障の原因になります
暖房ボイラーの運転はスイッチで行ってください。
プラグを直接コンセントに入れたり抜いたりして運転操作すると暖房ボイラーの寿命を縮める原因となります。
凍結・破裂の原因になります
暖房シーズン中(10月頃~5月頃)、暖房ボイラー、循環用ポンプのスイッチは24時間切らないでください。
灯油タンクのお手入れ
給油の仕方(日常)
給油のときは、運転スイッチを必ず「切」にしてから行ってください。
給油後は、給油口のフタを確実に締め、こぼれた灯油はよく拭き取ってください。
灯油タンクの水抜き(月に1回以上)
バルブを閉めます。 | |
ドレンプラグを回してドレン受けを外します。 | |
ドレン内の水を捨てます。 | |
ドレン受けを取り付けます。 | |
バルブを開けます。油漏れがないかどうか確認してください。 異常があればアフターサービス部門にご連絡ください。 |
●灯油タンクの種類によって水抜き方法が異なる場合があります。メーカーの取扱説明書を参照してください。
長期間使用しないときは
運転スイッチを「切」にして、灯油タンクの送油栓を閉め、電源プラグをコンセントから抜きます。
注意事項
故障の原因になります
灯油タンクを空にしないように注意してください。
灯油切れをおこすと、管に空気が入り込み、復帰するには面倒なエア抜きが必要となり、
故障の原因ともなります。
給油の際に水やゴミなどを入れないよう注意してください。
燃料不良やバーナー部分の寿命低下などの原因になります。
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