室内ドアの補修
その他の室内ドアのお手入れ
室内ドアは年月が経つと、どうしても
「表面にキズができた」、「ドアノブがぐらつく」「開閉がスムーズでない」…などトラブルが発生しがちです。
自分で直せる場合もありますから、正しい補修方法を覚えておきましょう。
キズの補修
筋状のキズはクレヨンタイプの補修剤で直します。
- 1.
- ドアと同じ色の補修剤をキズに塗り込みます。
- 2.
- へらで余分な補修剤をそぎ取り、塗り込んだ部分に透明のラッカーか
マニキュアを塗っておきます。
深いキズやへこみは充填剤と塗料で直します。
- 1.
- ぬらした指先でパテをこねながらへこみに埋め込みます。
- 2.
- パテが乾いて固くなったら、サンドペーパーでドアと平らになるように
こすり、同色のウレタン塗料を塗っておきます。
ジグザグにキズと交差するようにぬると キズの中にクレヨンがピッタリ埋まる |
|
パテは乾くとやせるので盛り上がるくらいに 埋め込む |
仕上げ材がはがれたら
塩ビシート化粧合板製ドアの表面仕上げ材がめくれてきたら、接着剤で
貼りつけます。
- 1.
- めくれた表面仕上げ材をドライヤーで温め、やわらかくします。
- 2.
- やわらかくなったら、接着剤(アクリルエマルジョン系=用途に木・革・布・紙・ビニール用と表示されているもの)をめくれた仕上げ材の裏全面に塗布して貼り付けます。
はがれた部分をドライヤーで温めやわらかくする | |
貼るときは空気が入って凸凹がでないよう ピッタリと貼る |
蝶番がゆるんだら
蝶番がゆるんでしまった場合は、蝶番のネジを締めて調整します。ネジ穴が大きくなってしまってネジが空回りするときは、次のようにネジ穴を補修します。
- 1.
- ネジを取って蝶番をはずします。
- 2.
- 細く削った割箸に木工用接着剤をつけ、ねじ穴に埋め込みます。
- 3.
- 接着剤が乾き割箸が固定したら、余分を切り落とし、ヤスリで表面を平らにします。その上にキリでネジの当て穴を空け、蝶番でネジを留めます。
ネジ穴に合わせて割箸を細く削る | |
1時間ほどしてしっかり固定したら余分な割箸を 切り落とす |
引き戸の建て付け調整
引き戸を開け閉めする際、ガタガタ音がしたり、すべりが悪いときは、
戸車に原因があります。
- 1.
- 引き戸右下のキャップをはずし、戸車調整ネジを回して引き戸が
レールと平行になるように、戸車の高さを調整します。
- 2.
- 戸車自体が破損・摩耗している場合は、新しい戸車を取り寄せて
交換します。
ネジを左に回すと戸は持ち上がり、 右に回すと下がる |
注意事項
注意しましょう
木製ドアのキズを補修するときは、
ヘラやサンドペーパーで周囲をキズつけないように注意してください。
ネジはきつく締めすぎると、ネジ穴がつぶれてしまうことがあります。
様子を見ながら少しずつ回しましょう。
- 共通メニュー
- リフォーム実例
- イベント・キャンペーン
- 土地建物 売却・査定
- カタログ請求
- お問い合わせ